前回からの続きです。

前編を読んでいないかたは前編:Difyアプリにメール/パスワード認証を実装する(supabase認証) を先にお読みください。

supabaseへ問い合わせて認証ができましたので、いよいよDifyのチャットフローに組み込みます。

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5. Dify フローの骨格を組む

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次が全体のフローです。

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5.1 開始ノード

開始ノードを設定します。

入力フィールドとして、user_id、そしてpasswordを設定します。

チャットの開始時にパラメータとして入力できるようにするわけです。

どちらも「必須」オプションは外しておいてください。

(認証が通ったあとは値をクリアしてもよいようにです)

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5.2 会話変数の設定

会話変数を設定しておきましょう。

認証が通ると、supabaseはJWTという認証済のデータ(アクセストークン)を返します。それを格納するための変数が必要です。

名前をauthとして追加します。

デフォルトは空です。データ型はstringで。

※今回はJWTの中身はチェックしません。本来ならsupabaseから返ったJWTからさまざまな情報を得ることができます。