第1章 補完資料:CursorでMCPを体験する

はじめに

Cursorを普段使っている開発者の皆さんへ。

第1章では Claude Desktop を使用してMCPを体験しましたが、実は Cursor でも全く同じMCP体験が可能 です。IDE環境で直接MCP機能を使えることで、コーディングとAIツール連携がシームレスに行えます。

この補完資料では、第1章と同じ10個の実験を Cursor環境で30分 で体験できるよう説明します。開発者にとってより自然な環境でMCPの威力を実感してください。

ステップ1:Cursorのインストールと設定(5分)

Cursorのダウンロードとインストール

  1. Cursor公式サイトにアクセス
  2. 初回起動とセットアップ

AI機能の確認

  1. チャットパネルの開き方

  2. 基本的なAI機能をテスト

    こんにちは、Cursorです!
    

    とメッセージを送って、AIが応答することを確認してください。

💡 APIキーについて CursorはGPT-4やClaude等の複数のAIモデルに対応していますが、無料プランでも基本的なAI機能は使用できます。より高度な機能が必要な場合は、API キーの設定を検討してください。

ステップ2:MCP環境の準備(10分)

Node.jsの確認

第1章で Node.js をインストール済みの場合は、この手順をスキップできます。

未インストールの場合は、第1章「ステップ1:必要なソフトウェアをインストール」を参照してください。

作業フォルダの作成

ターミナル(Cursor内蔵ターミナルまたは外部ターミナル)で以下を実行:

Windowsの場合: