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「生成アプリ開発大全」の中で、APIとは、アプリケーションがデータと会話するための通訳のようなものと説明してきました。でもその言葉どうしが意味を持つのは、UIという話し手と、データベースという聞き手が揃ってこそ。本記事では、1つのColabアプリを通して、それがどうつながるかを体験します。
「APIって、つまりなんなの?」
「生成アプリ開発大全」を読んでいただいた読者ならある程度APIについての概念はハンズオンによってご理解ただいているとは思いますますが、一般的にいってこれは非常に素直で本質的な問いです。APIはWebアプリを作る上で避けては通れない存在でありながら、多くの場合「データをやりとりするもの」「インターフェースの一部」など、抽象的に説明されてしまいます。けれど本当にAPIを理解するには、「つながって動く」という体験が必要です。
そして、この体験から得られる理解と感覚を拡張すれば、あなたの会社ですでに動いている既存のシステムとDifyで作られたアプリを連携させることができるはずです。
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そのため本記事では、なるべく迅速にしかも効果的にAPIの全容を理解していただくため、Google Colab上だけで動作する小さなWebアプリを使いながら、APIという存在がどう振る舞い、どう意味を持ち、どこに位置するのかを体験していただきます。
このアプリは、次の3つの要素から構成されています:
ここでは、APIを中心としながらも、UIとDBを意識的に添える構成をとっています。
その理由としては、APIが意味を持つには「話し手(UI)」と「聞き手(DB)」が必要だからです。「UI・API・DBがそろって、はじめてAPIが語り出す」という感覚を臨場感をもって解像度高く理解していただきたいと思います。それが、このセクションの目的であり、最初のゴールです。では詳細に踏み込んでいきましょう。